秋期限定栗きんとん事件

この頃、小説を読むことをちょっとかったるく感じていて、
あまり物語を読んでなかったのだけれど、
この前、出張のついでによった秋葉原の書泉で、
秋期限定栗きんとん事件」が発売されていたのを見たら、
かったるさも吹き飛んだ。
すぐに買って読んだ。

秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)

秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)

秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)

秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)

このシリーズ、そして米澤穂信さんが好きなんです。


憎らしいキャラクターたちと小気味よいストーリー。
押しつけがましいメッセージなんてとんとない、
気持ちのいい空間。


そんなお話です。


あえて、自分が見た、今回の本のテーマをあげるとすると、
「青春時代特有の自意識過剰と焦燥感」。


とすると、小山内さんと小鳩くんはちょっと大人になったと言うことか。